NHK の説明によると、8050問題は次のように説明されている。「「80」代の親が「50」代の子どもの生活を支えるという問題です。背景にあるのは子どもの「ひきこもり」です。ひきこもりという言葉が社会にではじめるようになった1980年代~90年代は若者の問題とされていました ...
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カテゴリ: 小説
寺内貫太郎一家(向田邦子著)
昭和の茶の間とはこんなイメージという一家の物語。爆笑問題の太田さんの書評を読んだのがきっかけで知った小説だ。太田さんの言われるとおり、男尊女卑のパワハラおやじ、冠婚葬祭の順に法事を先やれば祭りをやって良いとか、現在のコロナ禍でのオリンピックとつながるとこ ...
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たてがみを捨てたライオンたち(白岩玄著)
男らしさをライオンのたてがみに見立てると、男とはつまり雄ライオンのイメージということになる。雄ライオンは強く落ち着いていて、ここぞというときに雌や子どもを守る。たてがみを捨てたライオンとは弱くて逃げる。女性や子どもを守れないような男性を形容したのだろうか ...
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コンビニ人間 (村田沙耶香著)
「コンビニ」そこにはマニュアルがあり、シフトがあり、そこで働けば、今、何をしないといけないのかを巨大なコンビニシステムに身をゆだねることになる。主人公の女性古倉さんは幼い頃、誰かのペットの青い小鳥の死体を見て焼鳥屋唐揚げにして食べればいいと言った。また、 ...
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ナイルパーチの女子会 (柚木麻子著)
何だか人に触れられたくない部分をほじくり返される感覚。この作品が実写化されるとは、さすがテレ東。大手総合商社の食品事業部で、ナイルパーチを担当する30歳女子、朝7時半に出社して夜の接待まで激務をこなす商社マンである。その分年収1000万を超えてたっぷり稼いでいる ...
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